RG Zガンダム 素組み レビュー

「カミーユ、私の命を吸って・・・」
「Zガンダムは人の意思を吸い込んで自分の力に出来る・・・そして戦いを終らせる」

「――それをあなたがやるのよ!
カミーユ・ビダン!!!」

■RG 1/144 MSZ-006「Zガンダム」製作素組み編完成レビュー。
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着実に進化を続けてきたRGシリーズも第10弾。
価格も2500円から3000へと上がりました。
今までの技術を蓄積し新たに生まれたRGゼータガンダム。
これは進化ではなく革新ですね。
それにしても組み立てだけで6時間以上も掛かってしまい・・・
ようやく完成させた事だけでなんか満足感が。
まだデカールとかもあるのにね(^_^;)



全身画像
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全身画像の詳細は前回製作記事にて紹介したので省略。





武装類
1/144カミーユ・ビダン、
拳は握り手以外に可動指(左右)、ライフル持ち手、平手(左)
ビームライフル、シールド、ランディングギア、予備弾倉×2
ビームサーベルエフェクト(ロング)、ロングビームサーベル用エフェクト(ショート)
アクションベース2用ジョイントパーツ
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さて。
前回、コメントにて破損を恐れて動かすよりも・・・というお言葉を頂きまして。
可動が固い場合の対処を試みてみました。
元来プラスチック素材は経年劣化で関節がヘタってくるもので、
むしろ保持力を高める戦いが求められてきたのですが――、
事RGゼータに関してはカッチリとした体型を保持する為とはいえ逆に固いくらい。
そこで折角の可変キットを破損が恐いという理由で変形させないで飾るのも勿体無いと思い自己責任にて実行。


対応としていくつか方法はあるのですが、今回行った方法を紹介。
アドバンスドMSジョイントの可動を滑らかにしました。
使用した材料はグリスではベたつき感が残り内部には浸透しにくいので、
たまに利用するシリコンメンテナンススプレーを使用。

可動が固いと思われた箇所に潤滑油を差し何回が動かす事で滑らかにしております。
対処後は中性洗剤水にて洗い流して終了。
欠点は関節がゆるくなったり油脂が残るので塗装が出来ない事。
その為、部分的にスプレーを吹くにあたり他の箇所に付かないよう液を筆で塗ったり、
念の為マスキングにてコートしてます。

自分が実行した箇所は個人的に固いなと思ったフライングアーマー接続軸のB14、B15。
それとB2、B12の肩軸の部分だけ。
全身に行ってしまうとゆるゆるで保持力が極端に落ちる事になるので注意です。
また、シリコンスプレーは金属専用のモノなど様々な種類があるので、
ABS樹脂を侵食しないモデルガン用などが無難です。

なおシリコンスプレー程ではありませんが中性洗剤水で洗浄するだけでも、
キットのままよりかはスムーズに可動するようになります。
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続いて可動範囲
黄色丸印はボール軸、他ロール軸。
変形機構をそなえているので肩軸を引き出すような仕草は出来ないが十分な可動領域を得ている。
腰軸で前後左右への可動も嬉しい。
ウェイブライダー形態時にはキチンとロックされる機構もあり。
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腕部はヒジで約180度可動。
懸念された股関節の可動は構造さえキチンと理解していれば思っていたよりも安定。
フクラハギのスラスターが大きいので正座や膝立ちは苦手。
脚部に足首のスライドギミック内蔵。
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開脚
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1/144リアルグレード
ガンダム、MkIIそしてZを並べてみての大きさ比較。
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ビームライフル
腕部へも装備可。
バレル長を伸縮で再現。
銃口先端にはビームエフェクトを取り付け可。軸径がビームサーベルとは違う為ショートサイズのみ。
エネルギーパックはMK‐IIの物と共通。
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シールド
保持力も高く伸縮も再現。
シールドグレネードランチャーは取り外し可能ですが付けたままでも変形可能。
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腕部
グレネードランチャーハッチ展開、予備弾倉装備。
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腰部サイドアーマーにはサーベルユニットを収納。
WR形態時にはビームガンとして使用
ビームライフルは設定通りWR形態時でも接続可能。
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では、ウェイブライダー形態。
ロック機構がありカッチリとフォルムを維持。
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フロント
非常にコンパクトにまとめてあり、数あるZのなかでもフラットな印象。
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サイド
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リア
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ランディングギア付け替え
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ウェイブライダー形態へトランスフォームするZ。

ではその変形プロセスをもう一度みてみよう。


※取扱説明書をよく読んで”順番”を間違えずに動した方がよいです。

まずは腕の向きを変え武器類を外しておきます。
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アンテナを折りたたみ注意しながら胸部を開く。
この時コックピットを90度回転。
頭部を収納し腹部をたたむ。
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両腕を横に引き出してから胸部を押しこみロック。ハメ合わせが結構シビアとなります。
腰部リアアーマーを上にスライドさせ胸部・背中・腰を固定。
腰部のロックが外れた事により脚部が可動。
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腕部を事前に注意して避けながら、脚部を図の位置まで少しずつ回転させ移動。
腰部サイドアーマー&フロントアーマーを広げる。
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両腕を本体内部に折りたたみ収納。
シールドは一度外し、頭部襟元のジョイント&コックピット下連結部分で接続。
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スタビライザーとフライングアーマーとのロックを外し前面に展開開始。
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フライングアーマーを回転させながらウイングを開く。
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腰部フロントアーマーを事前に収納出来る様に位置調整をし、
フライングアーマーを前面にたたむ。
腰部サイドアーマーを位置調整で戻す。
この段階ではそれぞれまだプラプラ状態。
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脚部はまず足首を折りたたんでからヒザ関節をクランク状にたたむ。
腰部サイドアーマーは前に回転。
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手首を折りたたみ腰部と共にフライングアーマー内に収納。
シールドとフライングアーマーをロック。
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背面スタビライザーのロックを外し腰部サイドアーマーを位置調整。
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スタビライザーと腰部リアアーマーとをロックして完成である。
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出来たー!!
超速変形!ゼツボー的にかっこいいぜ!!<それ違う
画像を撮りながらだから疲れました(苦笑)
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では以下、適当に。





「シロッコ!何処だ!・・・・・・ん?」
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「お前だ!!
いつもいつも脇から見ているだけで人を弄んで!」
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「勝てると思うな 小僧!!!!」




「許せないんだ・・・俺の命に代えても 体に代えても
こいつだけは!」
「判る筈だ こういう奴は生かしておいちゃいけないって・・・」
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「判る筈だ!みんなには・・・みんなには判る筈だ!」

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「焦りすぎよ だからいけないの・・・」






「・・・
・・・俺の体を みんなに貸すぞ!」

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「私の知らない武器が内蔵されているのか!?」




「分かるまい!! 戦争を遊びにしているシロッコには!」
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「この 俺の体を通して出る力が!」
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「体を通して出る力?・・・・・・


そんなものがモビルスーツを倒せるものか!」






「まだ 抵抗するのなら!!」
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「うおおおおおおおお」
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「ここからいなくなれぇ!!!」






総評:
最初に謝っておきます。
1/144サイズで完全変形なんてムリ! ムリでしょ?と思っていました。
Zの変形機構は複雑かつシビアな物であり、そもそも1/144サイズで実現というのがむちゃぶりです。
それをクリアしてしまうとは・・・。

MSスタイル良好、WR形態良好。ともにベスト!
ロック機構もあり各フォルムを維持。
上記二つを損なうことなく色分け、可動範囲ともに及第点以上を備え、そして完全変形である。

勝手な言い分ですが、難点としてMSジョイントの扱いは、フリーダム、ジャスティスで可動が緩いと指摘してまいりましたが、今回は逆に渋めに締めてきているよう感じます。
しかし、パーツがポロポロと取れることもなく自然に変形まで行うのには驚き。
勿論楽な変形ではございません。でもZを知っているならばそこをつっこむのは筋違い(笑)

組み立ては初心者にとってはハードルが高いと思われがちですが
決して破損し易い組み立て難いというものでもありません。
構造的に強度が足りないな、と思う所もありますが(主に肩軸)、
組み立て及び変形ともに説明書をよく読めば問題なく解決してくれます。

あとハイパーメガランチャーが付かなかったのはやはり残念でしたねー。

コンセプトとしての本物感を売りとしているリアルグレードとしては、
今回はギミックに軸をおいた為、モールドの物足りなさは感じますが、
アニメカラー再現としては多くの支持を得たのではないでしょうか。

塗装を行う場合は上記でも述べたとおり変形機構がシビアな為、
ヘタな加工はせずじっくりと十分な摺り合わせを行うのがよさそうです。
注意点として組み立てはパーツ保持力が高く、一度仮組みをしてしまうと加工なしでは分解出来ません。
事前に接続ピンの調整をしておく必要がございます。

組み立てやすさ万人向けという点ではMK-IIで一度は極めたと思うRG。
今回はその殻を打ち破った意欲作であり、
技術や精度の高さを味わえる素晴らしいキットだと思いました(^^)




以上、RG「Zガンダム」素組みレビューでした。


RG 第11弾はデスティニーガンダムで決定のようですが、
個人的にはグフやズゴックの方が気になります(笑)


製作過程
→ 製作(1) 製作(2)








あ・・・・・・大きな光がついたり消えたりしている・・・・




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この記事へのコメント

RGカニ
2012年11月29日 21:23
素組みレビューお疲れ様です。しかしZの変形シークエンスは本当に複雑ですねw よくもまあこのスケールで完全変形を実現させたものです。

そしてRGデスティニーの次は何が来ますかね? ズゴックのフレームがどうなるのか気になりますw
2012年11月30日 01:35
>RGカニさん
コメントありがとうございます。
本当ですね。まさに画像を撮る事で複雑さを実感しました(笑)
過去1/100サイズでさえ際どい箇所がありましたが、
今の技術に改良を加え唯のダウンサイズに終らせない所には感心します。
RGデスティニーはバリエとして安定していそうですが
勿論まだ未確定なもののズゴックの場合はどうなることやら・・・。
2021年01月03日 22:58
過去記事であれですが、新年あけましておめでとうございます。
状況が日々変わっていますが、ご自身への体調管理はくれぐれもお気を付け下さいませ。

実はRGで唯一購入した物です。ゼータやスペリオルのようなシャープで変形の楽しいガンダムが好きなため手のひらサイズで完全変形とくれば買うしかなかったですね。しかし半完成状態のパーツの扱いは気を使いました。下手すると破損してしまうので。
組立よりデカールの添付が面倒でしたね。とは言ってもスペリオルほど手間はかからなかったのは変形の難易度の差とサイズでしょうか。

ゼータはトランスフォーマーレベルの強度が必要だといつも思います。
あちらのように最初から変形と可動の両立可能な完成品を売り出せば何ら問題無いと思うのですが。
2021年01月04日 22:14

あけましておめでとうございます。
コメント&お心遣いありがとうございます。
RGゼータガンダムはRGシリーズの中でも特に難易度の高いキットだった印象です。
このサイズで変形を可能としている分、精密なパーツも多く扱いに細心の注意を要しました。

野心的なデザインというのもありますが立体物として可動とスタイリングの両立が難しい問題を抱えていますよね。
トランスフォーマー程の強度を得る為にはサイズ感や材質の問題も出てくるでしょうし。
まだ発売は未定ですが完成品ではROBOT魂(Ka signature)ゼータガンダムあたりがどうなるのかは気になりますね。

>気持ち玉ありがとうございます。

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