MG サザビー Ver.Ka 素組みレビュー

「アクシズ行け!忌まわしい記憶と共に!!」
■MG 1/100 MSN-04「サザビー(SAZABI) Ver.Ka」素組みレビュー。
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いつもお越しいただく方、また気持ち玉を下さる方ありがとうございます。
ようやく組立完成いたしました。
パチ組みなのに・・・一苦労。
7時間位かかりました(苦笑)。初心者なら10時間コースかと。
冗談抜きで特大ボリュームキットです。
組み立て難易度的に難しい所はないですが、
1/100サイズの中でも大型MS(モビルスーツ)に入る部類。
その中でも今回のキットは内部情報量、密度の高さは半端がないです。

個人的な性格はあるものの全てにおいて集中して作る事が求められました。
組み立てにおいて少し苦労をした所を列挙するとしたら、
エモーションマニピュレータと肩部軸の嵌め込み、シールドの嵌め込み箇所、
ファンネルは綺麗にゲートカットする事といった所。
仮組みを行う場合は例えばバーニア類など一部において、
調整を行わずに組み立てると後で外れなくなる所があるので注意ですね。

それと、完成後、喜び勇んで展開ギミックを弄っていたら――
手から滑り落として床にぶちまけた・・・というのはここだけでの話です。

幸い床が絨毯だったので破損せずに済みましたが、
意外と頑丈だね!(良い子は真似しちゃダメよ)






可動領域に関しては前回の記事「MG サザビー Ver.Ka 製作(2)」と合わせてご覧下さい。


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フロント
デカール類は一切貼ってませんがこの状態でほぼ完全に色分けを再現。
付属のカラーシール(カイナスシール)はGFT版のカラー、
赤い外装となるパネル状の色分けを再現する為に用いる事となります。
フォルムは曲面を多用したデザインをバランス良く保っており、
全身に渡って施されたモールドによる情報量からスケール感を増している印象です。
そのフォルムや大きさから素立ちポーズのままでも迫力がありますが、
ディスプレイする場合はアクションベース1で対応です。
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リア
商品コンセプトとモールドによる恩恵もあってパーツ構成が優れており、
繋ぎ目はほぼ無いと言ってもいい位に目立たない箇所に留まっています。
ビームショットライフルも上手いパーツ構成となっているのに関心しました。
一方の今回初のキット化となったロング・ライフルのパーツ構成は、
もう少し練り込みが欲しかった所ですね。
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俯瞰
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付属品
1/100シャア・アズナブル、コックピットブロック、
ビーム・ショット・ライフル、ロング・ライフル、シールド、
ファンネル×6基、ビーム・サーベル×2、ビーム・トマホーク×2、
サーベルエフェクトパーツ×2、ビーム・トマホークエフェクトパーツ(ショート&ロング)×各2
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ファンネルはバーニア部分を押し込む事でビーム発射口とフィンが連動。
オプションとなるシャア・アズナブルやコックピットブロックも細かく造型。
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バックパックのファンネルコンテナ。
カバーの開閉ギミックや内部ディテール。
ファンネルの収納はピンに嵌める形となり外れ易いといった懸念はない。
ただし収納する為には綺麗にゲートカットをする必要があります。
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袖口にはビーム・サーベルを収納可能。
グリップが取り出し難いのでサーベルエフェクトパーツを挿して抜くといいかも。
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ハンドパーツとなるMP2(エモーションマニピュレータSP)は、
今回ジオン系MS対応の丸指タイプが新規造型。
全指関節可動でグリップ力もあり大変優れ物ですが、
一体成型となっており組み立てや取り扱いには注意が必要です。
今回のキット「サザビー」の場合、下腕袖先とボール軸の嵌め込みが甘く外れ易いので注意。
人によっては武器持ち替えの際にポロポロ取れるのでストレスと感じるでしょう。
破損するよりかはましですがもう少し保持力を強化しても良いと思います。




シールド装備。
シールドの裏側にはビーム・トマホークを装備可能。
シールドは下腕に装備したり肩部カバーアーマーに懸架する事が出来ます。
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肩部カバーアーマーに取り付ける際はパチンと嵌める事。
取り外しには苦労しますが印象とは違いシールドが脱落するという事はなかったです。
問題は左肩がシールドの重量で下がる所にありますね。
肩部装甲が腕と腋の間で挟む形での保持となっており、
腕の動きによっては外れ易くなっています。
肩部装甲は気になるようなら接着してしまっても構わないかも。




バックパック
プロペラントタンクは3パーツで構成されており、
繋ぎ目を消す事なく組み立て可能。
中央のパーツを省略する事で長さを調整し設定通りの再現も選択可。
プロペラントタンクの基部となるボール軸がやや外れ易い印象です。
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足の裏側にも爪を引き出す事が出来るなど造型とギミックが集中。
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頭部
モノアイは別売りのガンプラLED(緑)を内蔵する事で点灯。
コックピットの再現がされていない所には賛否ある所かもしれないですね。
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そして、今回の特徴となる”ハッチオープンギミック”。
劇中の機体を再現し販売するだけでなく進化を続けるガンプラならではの醍醐味でもある。




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フロント
今回のVer.Kaも同じサザビーながら、
装甲を展開する事でまた違ったシルエットを表現していますね。
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内部から覗くシルバーのフレームはアクセントとなり、
トラス構造のような凝縮された情報量が外装とのコントラストを得て漂う、
精密なメカニカル感から「カッコイイ」と思わず言葉を漏らしてしまいました。

組み立て説明書の解説にもあったように
νガンダムにも引けを取らない設定上には無かった造型でもあるので”高機動モード”、
または”メンテナンス状態”とモデラー各々の発想で捉える事が出来そうです。




リア
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肩部装甲や腕部装甲を展開すると内部にはバーニアが隠されています。
逆算した形ではあるが後のシナンジュを想起させるギミックにルーツを改めて感じる。
それと肘関節や膝関節のシリンダーは動きに連動して可動。
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腰部フロントアーマー及びリアアーマー。
装甲を展開する事で肩部同様バーニアを増加させている。
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脚部装甲の展開。
外装の下にも中間装甲が存在し脚部の情報密度や重量はかなりあります。
また内部から覗けるバーニアに限りませんが、
各所にあるノズル内部はやや厚みがありますが別パーツ化する事で色分けを再現していますね。
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ロング・ライフルにはシナンジュやスタインのバズーカ(別売)を装着可能。
この時代にあるのはなんかおかしくないか?とも思ったが、
たった3年だしそうでもないか(笑)
一応片手でも持てなくはないですが重さで徐々に下がってきますので両手持ち。
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そして最後にνガンダムとツーショット。
こう並べてみるとやはりサザビーは大きいですね。
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以下、適当にポーズをつけて。




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「アムロ!
地球上に残った人類などは・・・
地上の蚤だということがなぜ分からんのだ!!」

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「情けないモビルスーツと戦って勝つ意味があるのか?」
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「結局・・・遅かれ早かれ、こんな悲しみだけが広がって・・・
地球を押し潰すのだ」

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「ならば人類は自分の手で自分を裁いて
自然に対し、地球に対して、贖罪しなければならん」

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「アムロ なんでこれが分からん・・・」






独自解釈が詰め込まれたνガンダムVer.Kaと肩を並べるならこのサザビーVer.Kaしかない。
――そう思えるほどの出来である。
新しい技術が採用されたキットでこそないが、
MGの集大成を得てなお革新を求めた結果から導き出された挑戦的な精神に驚きます。
賛否が分かれる展開ギミックは意外と迫力があって良かったです。

可動領域は特筆すべき点はないものの大型キットにも関わらず、
ポーズを取るに十分な範囲で再現されており保持力も及第点以上でした。
注意点や課題点を挙げるとしたら手首と肩装甲及びプロペラントタンクが外れやすい事。
重量を支える為でもあるのでしょうが股関節がボール軸で可動箇所が少なくなっています。
また、LEDを内蔵しモノアイを光らせる事が出来ますがコックピットの再現はされていません。

一見して受け取れる大きさによる印象に目を奪われがちですが、
機体の内部に精密さを内包している事が組み立てると分かります。
武装も加わりより充実した内容となっておりますね。
好みは分かれそうですがスタイルのバランスの良さや緻密なディテール、
パーツ構成や成型色からも無塗装での鑑賞を考慮されており色分けをほぼ完全に再現しているのは好印象でした。

このボリュームや価格からも初心者には安易なオススメはし難くく、
可動ギミックを内蔵しているので塗装をしようと思うとかなり技術と根気が必要となりそうですが、
ハイクオリティーなサザビーであるのは間違いなし。「このガンプラ、凄い!」





製作過程
→ 製作(1) 製作(2)




以上、MG「サザビー(SAZABI) Ver.Ka」素組みレビューでした。



これだけのボリュームキット。
素組みでも満足感が高い分、全塗装しようと思うと気が遠くなりそうです(^^;







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