ROBOT魂 <SIDE PB> 飛甲兵 レビュー
「鳥一族は一人たりとも生かしてはおけん!
その為の総攻撃だ」
■ROBOT魂〈SIDE PB〉「飛甲兵」レビュー
惑星アースト千年の夢破れ
巷には魑魅魍魎が跋扈し、国には群雄野党を割拠して、
天下は麻の如く乱れていた――
『機甲界ガリアン-Panzer World Galient- 鉄の紋章』より、
「飛甲兵」がROBOT魂<SIDE PB>シリーズ第二弾として登場!
プレミアムバンダイ魂WEB商店にて販売されました。
価格:14040円(税8%込) 発売:2019年6月
主人公・ジョルディの兄である第一皇子「ハイ・シャルタット」が搭乗する美しき白銀の姿をした機甲兵。
鉄巨神に続いて飛甲兵がROBOT魂で立体化されました。
パッケージは思っていたよりもコンパクト。
ですが、特徴的な白銀の姿は塗装仕上げとなり、
巨大な両翼を広げた姿はボリュームが凄く迫力があります(^^)
パッケージ&中身
付属品
■本体
フロント
全高:約17cm 横幅:約30cm~47cm
出渕裕氏デザインによる、中世騎士の甲冑をイメージした美しいシルエットや、曲線美が良く再現されている印象です。
基調となる銀色の装甲は塗装で仕上げられているので、質感が素晴らしい出来です。
銀色は色調の異なる3色で構成されているので、重厚感があり単調な感じもしません。
騎士然とした姿が格好良く、どことなく某作品のトリスタンを彷彿とさせます(^^)
リア
俯瞰
上半身
塗り分け箇所が少ない事もあり、はみ出しや塗装精度、品質は概ね良好。
ゲート跡もあまり目立ちませんね。
下半身
そのまま立たせる事も可能ですが、
背中側が結構重いのでスタンドで保持するのが良さそう。
頭部正面アップ
頭部の宝石の様な装飾は緑色のメタリック塗装で再現。
細部のフォルムも精密です。
試作品段階では頭部の右側に合わせ目があり目立っていましたが、
製品版ではラインディテールの様な感じで左右でバランスが良くなってますね。
兜の羽根飾りは軟質素材。
頭部の可動域は良好。
可動範囲
赤角印はロール軸、黄色丸印はボール軸。
<SIDE AB>シリーズを手掛けるスタッフが担当しており、
多軸関節により可動域は広く、構造はオーラバトラーに似ている印象です。
肩部装甲はそれぞれが独立可動。
腰部装甲もボール軸で可動。
各関節保持力も良好。
肘、膝関節は約135度以上可動。
肩の引き出し機構、腰部の可動も前屈、仰け反りが可能。
開脚
胸部で回転、接地はまぁまぁ。
気になった所として、肩の上下可動が無いのは惜しいですね。
怒り肩の様な状態には出来ません。
足首は引き出し機構を備え、前後にも可動。
爪先も可動。
左右対称で一安心(^^;
羽根
巨大な翼は3箇所に可動ポイントが設けらており自由に表情付けが可能。
中間羽パーツの組み替えで翼を閉じた状態、広げた状態を再現可能。
最初は、差し込みが浅く羽がポロリし易いかと思いましたが、
根元の羽根の角度を注意しながらキチンと奥まで差し込めれば保持力は良好です。
背中の装甲も可動。
翼を広げた状態は迫力満点です(^^)
ハイ様が駆る、白銀の機甲兵。そのお姿美しうございます。
手首は種類が揃っており、通常武器持ち手や角度付き、平手が付属。
翼の保持力は良好ですが、後ろに倒れ易くなるので、付属の支柱を使用。
剣
シンプルですがフォルムはシャープに再現されており、メタリック塗装による塗装精度も良好。
柄は成型色のままなので、塗装のコスレや色移りを緩和。
グリップ力は良好。
剣は鞘に収納可能ですが、スカスカな感じなので剣が抜け易いので注意。
また、鞘は腰のフックに装着可能ですが、硬質プラスチックなので破損に注意。
とはいえ、フックの基部はボール軸となっているので、鞘の向き角度を調整可能なのはナイス。
比較画像(画像サイズは大き目)
鉄巨神と飛甲兵を並べてみて。
付属品や武装が少ないのでプレイバリューは低いですが、
こうしてアクショントイとして立体化されたのは嬉しいですね。
人馬兵や邪神兵まで続いて欲しいものです(^^)
以下、適当に。
「何故止めるジョルディ!」
「兄上!これ以上の殺生は無益です!」
本当なら人馬兵なんだけど(^^;
「だからお前は甘いのだ!
奴らはこれだけの力を持っていたのだぞ。
いつ何時、父上に対し弓を引くか分からん!
私が成敗する!!」
OVA機甲界ガリアン鉄の紋章より、鉄巨神に続いて飛甲兵がROBOT魂で立体化。
甲冑をイメージさせるシルエットに曲線美といえる流麗なフォルムの再現度、
塗装による質感が素晴らしい仕上がりといった印象です。
SIDE ABシリーズを手掛けたスタッフが担当しており、
構造や可動域はシリーズで蓄積及び洗練された技術が採用されており、
スムーズ且つ広いアクションポーズが可能となっていました。
また、板金鎧といった風の装甲は各パーツがそれぞれ可動する為、
ポージング後のシルエットを損なう事がないのも特徴。
関節保持力も申し分なく、パーツのポロリも特に感じませんでした。
武装はシンプルですが左右の武器持ち手が付属する為、ポージングの幅が広がるのも良かった点。
鞘の基部は硬質で細い造形なので破損に注意したい所でしょう。
価格はROBOT魂としては少々高めとなるものの、
塗装精度や品質は良く、フレキシブルに動く翼は広げると横幅約47cm程となるので迫力感がありますね。
引き締まった体躯が格好良く、また白銀に輝く姿が美しいモデルになっていました。
シリーズの今後も気になりますね。
以上、
ROBOT魂<SIDE AB>「飛甲兵」レビューでした。
■バンダイホビーオンラインショップ
2019年6月26日13:00~受付開始
「MG 1/100 ジム・ドミナンス(フィリップ・ヒューズ機)」、「HG 1/144 ジム・インターセプトカスタム(フェロウ・ブースター装備)」




その為の総攻撃だ」
■ROBOT魂〈SIDE PB〉「飛甲兵」レビュー
惑星アースト千年の夢破れ
巷には魑魅魍魎が跋扈し、国には群雄野党を割拠して、
天下は麻の如く乱れていた――
『機甲界ガリアン-Panzer World Galient- 鉄の紋章』より、
「飛甲兵」がROBOT魂<SIDE PB>シリーズ第二弾として登場!
プレミアムバンダイ魂WEB商店にて販売されました。
価格:14040円(税8%込) 発売:2019年6月
主人公・ジョルディの兄である第一皇子「ハイ・シャルタット」が搭乗する美しき白銀の姿をした機甲兵。
鉄巨神に続いて飛甲兵がROBOT魂で立体化されました。
パッケージは思っていたよりもコンパクト。
ですが、特徴的な白銀の姿は塗装仕上げとなり、
巨大な両翼を広げた姿はボリュームが凄く迫力があります(^^)
パッケージ&中身
付属品
■本体
フロント
全高:約17cm 横幅:約30cm~47cm
出渕裕氏デザインによる、中世騎士の甲冑をイメージした美しいシルエットや、曲線美が良く再現されている印象です。
基調となる銀色の装甲は塗装で仕上げられているので、質感が素晴らしい出来です。
銀色は色調の異なる3色で構成されているので、重厚感があり単調な感じもしません。
騎士然とした姿が格好良く、どことなく某作品のトリスタンを彷彿とさせます(^^)
リア
俯瞰
上半身
塗り分け箇所が少ない事もあり、はみ出しや塗装精度、品質は概ね良好。
ゲート跡もあまり目立ちませんね。
下半身
そのまま立たせる事も可能ですが、
背中側が結構重いのでスタンドで保持するのが良さそう。
頭部正面アップ
頭部の宝石の様な装飾は緑色のメタリック塗装で再現。
細部のフォルムも精密です。
試作品段階では頭部の右側に合わせ目があり目立っていましたが、
製品版ではラインディテールの様な感じで左右でバランスが良くなってますね。
兜の羽根飾りは軟質素材。
頭部の可動域は良好。
可動範囲
赤角印はロール軸、黄色丸印はボール軸。
<SIDE AB>シリーズを手掛けるスタッフが担当しており、
多軸関節により可動域は広く、構造はオーラバトラーに似ている印象です。
肩部装甲はそれぞれが独立可動。
腰部装甲もボール軸で可動。
各関節保持力も良好。
肘、膝関節は約135度以上可動。
肩の引き出し機構、腰部の可動も前屈、仰け反りが可能。
開脚
胸部で回転、接地はまぁまぁ。
気になった所として、肩の上下可動が無いのは惜しいですね。
怒り肩の様な状態には出来ません。
足首は引き出し機構を備え、前後にも可動。
爪先も可動。
左右対称で一安心(^^;
羽根
巨大な翼は3箇所に可動ポイントが設けらており自由に表情付けが可能。
中間羽パーツの組み替えで翼を閉じた状態、広げた状態を再現可能。
最初は、差し込みが浅く羽がポロリし易いかと思いましたが、
根元の羽根の角度を注意しながらキチンと奥まで差し込めれば保持力は良好です。
背中の装甲も可動。
翼を広げた状態は迫力満点です(^^)
ハイ様が駆る、白銀の機甲兵。そのお姿美しうございます。
手首は種類が揃っており、通常武器持ち手や角度付き、平手が付属。
翼の保持力は良好ですが、後ろに倒れ易くなるので、付属の支柱を使用。
剣
シンプルですがフォルムはシャープに再現されており、メタリック塗装による塗装精度も良好。
柄は成型色のままなので、塗装のコスレや色移りを緩和。
グリップ力は良好。
剣は鞘に収納可能ですが、スカスカな感じなので剣が抜け易いので注意。
また、鞘は腰のフックに装着可能ですが、硬質プラスチックなので破損に注意。
とはいえ、フックの基部はボール軸となっているので、鞘の向き角度を調整可能なのはナイス。
比較画像(画像サイズは大き目)
鉄巨神と飛甲兵を並べてみて。
付属品や武装が少ないのでプレイバリューは低いですが、
こうしてアクショントイとして立体化されたのは嬉しいですね。
人馬兵や邪神兵まで続いて欲しいものです(^^)
以下、適当に。
「何故止めるジョルディ!」
「兄上!これ以上の殺生は無益です!」
本当なら人馬兵なんだけど(^^;
「だからお前は甘いのだ!
奴らはこれだけの力を持っていたのだぞ。
いつ何時、父上に対し弓を引くか分からん!
私が成敗する!!」
OVA機甲界ガリアン鉄の紋章より、鉄巨神に続いて飛甲兵がROBOT魂で立体化。
甲冑をイメージさせるシルエットに曲線美といえる流麗なフォルムの再現度、
塗装による質感が素晴らしい仕上がりといった印象です。
SIDE ABシリーズを手掛けたスタッフが担当しており、
構造や可動域はシリーズで蓄積及び洗練された技術が採用されており、
スムーズ且つ広いアクションポーズが可能となっていました。
また、板金鎧といった風の装甲は各パーツがそれぞれ可動する為、
ポージング後のシルエットを損なう事がないのも特徴。
関節保持力も申し分なく、パーツのポロリも特に感じませんでした。
武装はシンプルですが左右の武器持ち手が付属する為、ポージングの幅が広がるのも良かった点。
鞘の基部は硬質で細い造形なので破損に注意したい所でしょう。
価格はROBOT魂としては少々高めとなるものの、
塗装精度や品質は良く、フレキシブルに動く翼は広げると横幅約47cm程となるので迫力感がありますね。
引き締まった体躯が格好良く、また白銀に輝く姿が美しいモデルになっていました。
シリーズの今後も気になりますね。
以上、
ROBOT魂<SIDE AB>「飛甲兵」レビューでした。
■バンダイホビーオンラインショップ
2019年6月26日13:00~受付開始
「MG 1/100 ジム・ドミナンス(フィリップ・ヒューズ機)」、「HG 1/144 ジム・インターセプトカスタム(フェロウ・ブースター装備)」


この記事へのコメント
コメントありがとうございます。
ハハハ、色々関連付けられそうですね(笑)
>気持ち玉ありがとうございます。
ガリアンはTVシリーズが日曜日の朝早くに放送されてたなぁ…くらいの記憶しかなく、OVAも未視聴ですのであんまり興味がなかったんですが、こいつは美しい!!
映えるタイプですね!
お高いので手が出ませんでしたが(ToT)
気になるのは塗装の擦れや剥げですね。ガリアンシリーズは今のところ全塗装ですよね。個人的にはガシガシ動かせないロボット魂って…(笑)
シルバーならばそんなに気にしなくても大丈夫…なのかな?
コメントありがとうございます。
よく再放送がされたという記憶も無いのでややマイナーな作品ではあるでしょうね。
お値段も数が出るSIDE MSからするとお高め(^^;
全塗装は確かに扱いが難しいですね。金属色は本来塗膜強度が低いですし。
ただ、艶消し程は気を付けなくていい感じで動かせています。